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粘土質砂礫区間から玉石・砂礫区間を掘削する超長距離推進工事です。
施工条件としては、前橋駅に近く市街地のため発進ヤードに防音ハウスを設置し昼夜間施工となってます。また、超長距離推進の実績、低土被りでの玉石層の推進及び地盤の急激な変化に対応可能なCMT工法の採用となりました。
実施工計画では、坑内の推進管横引き設備としてトラバーサー装置の採用、玉石地盤対策として掘進機後列にセミシールド胴をオプションで投入、また圧気併用で面板開口部調整(ビット交換含む)が可能な掘進機機構としました。
施工においては、前橋泥流層内で転石が所々点在していたが低推力を維持し推進。誤算だったのは、玉石地盤が予定より150mも早く出現し、日進量が大幅に下がり当初の工程から大きく遅れたことでした。早急に掘進機を玉石仕様に変更し土量制御を徹底管理、懸念事項であったR=100区間も難儀ではあったが精度よく通過して低推力・高精度で無事到達しました。 |