「工事報告書」


平成23年2月20日
担当者名:入江 克彦

発 注 者 東京電力→関電工→太洋基礎工業
工 事 名 (株)オプト御坂工場 特高供給工事(管路)
工   期 平成22年11月15日〜平成23年2月20日
施 工 場 所 山梨県笛吹市御坂町御坂
施 工 協 力 (有)森組
設計コンサルタント担当 -----
そ の 他 -----


管   径 φ1000 mm
管   種

MAX管 ( 鞘管 )

工   法 CMT工法 (モノスリット・ローラー型ヘッド)
延長・曲線
1 推進延長 L = 68 m
2 上り 4.1% ( L = 15.4 m ) 〜 15.5% (L = 30 m )
3 R = 200 (VCL = 22.6 m )
主たる土質 玉石混じり砂礫 (最大径 1000mm 以上)  207MN/m2  無水層 100 〜 10-1cm/sec 土被り 6.9m 〜 2.6m


コメント: 巨礫( 1000mm クラスの玉石)が密集し、透水係数も10-1cm/cec とたいへん透水性が高い管路地盤で且つ、急勾配、低土被り とたいへん条件のきびしい工事であった。
これらに対応するため、40 〜 60t の面板加圧で玉石を圧壊し、また土砂取込を制御するため 
0 〜 4 % の開口率可変機構を搭載 今工事を無事完工させた。 
無水層であり透水性が高いことから、逸水による水力循環排土に支障がでることも懸念したが
循環泥水排土は事なきを得た。
東京電力様、関電工様にも感激していただくほど高評価をいただいた。

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