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CMT Method/CMT工法

CMT工法/現場報告

HOME   CMT工法   現場報告一覧   大容量送水管整備事業 恵下支線(1工区推進)工事

工事報告書

2021年05月31日
担当者名:森本 正敬

工事概要

発注者
岐阜県東部広域水道事務所
工事名
大容量送水管整備事業 恵下支線(1工区推進)工事
工 期
令和2年12月1日~令和3年10月1日
施工場所
岐阜県中津川市中津川地内
施工協力
(株)太陽テック
設計コンサルタント

担当者

(株)東洋設計

施工内容

管 径
φ1000 mm
管 種
GJC91半管・JB52半管・JA51
工 法
CMT工法 (ローラー型ヘッド・玉石対応)
延長・曲線
延長
推進延長 L=170.85m
曲線
R=40・70 計2箇所
勾配
下り 10.0‰
主たる土質
玉石混じり砂礫
最大礫径φ900 (×3想定)
発進立坑内でφ2000クラス以上が出土

備考欄

コメント
河川横断・急曲線を含む巨礫地盤を下り勾配で施工する推進工事です。
現場の概要として、
・発進立坑は夜間解放が条件であり施工時間の制約あり。(日々、覆工板開閉作業あり)
・四ツ目川の横断。(m級の玉石が点在)
・掘進機仕様として、急曲線対応の中折式で3段階の修正ジャッキを搭載。

施工状況として、
CMT工法の特徴でもある面板加圧により巨礫を固定・ホールドし切羽の安定を図りながら推進を行いました。付近一帯に巨礫を掘削する轟音、振動等ありましたが地元の苦情もなく施工できました。土量の取込も制御でき、急曲線も精度よく通過し、低推力・高精度で無事に到達しました。今回、連続した巨礫の遭遇に、切羽の安定及びテールボイドの確保・安定を維持できたことが工事の完工に繋がったと考えます。河川横断・急曲線を含む巨礫地盤を下り勾配で施工する推進工事です。
現場写真