「工事報告書」


平成24年7月31日
担当者名:森本 正敬

発 注 者 千葉市建設局下水道建設部下水道建設課 → 不動テトラ・旭建設JV
工 事 名 下水道排水施設工事(富士見23-1工区)
工   期 平成24年2月6日〜平成24年7月31日
施 工 場 所 千葉市中央区富士見2丁目地内
施 工 協 力 (有)ジョーシンプロデュース
設計コンサルタント担当 一藤設計(株)
そ の 他 -----


管   径 φ1000 mm
管   種

1種・2種EJA50N(半管・標準管)

工   法 CMT工法 (切削型ヘッド、急曲線・障害物対応)
延長・曲線
1 推進延長L=57.92m
2 R= 60m CL= 39.63m                     
主たる土質 シルト質細砂  N値 = 2
障害物(H鋼?鋼矢板?)遭遇の可能性あり  


コメント:  今工事のCMT工法採用の経緯として、前回工事で他工法にて掘進途中に障害物(H鋼?
鋼矢板?)に遭遇し推進不能に陥ったため、障害物に対応可能な工法として採用された。
現場はJR千葉駅に近く市街地(繁華街)での施工で、発進立坑内に地下埋設物も多数あり
推進仮設計画も熟考を要した。また、推進管路の近接にモノレールがあり基礎との水平離隔も約1.6mと接近しており、かつ障害物に遭遇する可能性のある工事であった。
結果的には、障害物に当たることもなく、また懸念していたN値の低い軟弱地盤でのR=60の
急曲線にも問題なく対応でき(中折れ2段方式)、精度も元請社内規格値内で到達できた。
CMT工法の特性の1つである障害物撤去は今回工事では出番がなかったが、急曲線には
十分対応できることが証明できた工事であった。
写真等

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